192 非度外視法・仕損途中点発生の個人的メモ
お疲れ様です。
月末の簿記1級に向けて絶賛工業簿記復習中です。
現在、度外視法と非度外視法の計算を復習しています。
自分的メモ
1始点発生→度外視・非度外視いずれも両者負担。計算結果一致。
※加工されていないので材料費のみ実材量比で配分
2終点発生→度外視・非度外視いずれも完成品のみ負担。計算結果一致。
3平均発生→度外視・非度外視いずれも両者負担。計算結果不一致。
度外視の材料費のみ実材量比で配分し、その余は換算量費で配分
※度外視・両者負担はBOX図で仕損減損を消去するので自然とそうなる。
4途中点発生その1・月末仕掛品よりも仕損発生点前。計算結果不一致。
→度外視・非度外視いずれも両者負担
→度外視は度外視の材料費のみ実材量比で配分し、加工費は換算量費で配分
→非度外視法は材料費と加工費ともに実在量費で配分する。
理由:月末仕掛品は仕損発生点を通過しており、完成品と同様の負担になるから。
※先入先出の場合、当期投入量+期末実在量比になることに注意する。
5途中点発生その2・月末仕掛品よりも仕損発生点後
→簡便法の度外視は両者負担で4と同じになり、この場合、非度外視と計算結果不一致。
→進捗度を考慮した場合、完成品のみ負担
→非度外視は完成品のみ負担