223 設備投資についての備忘メモ
おはようございます。
関東は東京中心に全くコロナが落ち着く気配がなくて困りますね。
地元も感染者がどんどん出ていて安全な場所ではなくなってます。
といっても出来ることは気をつけるしか無いので、気をつけながら日常を過ごすほかありません。運動・ご飯・睡眠+うがい手洗いR1です。
仕事のストレスは何らかの方法で解消した方が良いです。
私は5、6キロランニングをするとあらゆるストレスが消えてなくなりますので、結構得しているかもしれません・・・(汗)。
さて、三連休にかけては、設備投資案の評価について学習しましたので、自分用備忘録としてまとめておきたいと思います。
1 設備投資案の評価方法
(1)正味現在価値法
投資から生じる年々のCIFの現在価値合計から投資額COFを差し引く。
※CIF=キャッシュインフロー、COF=キャッシュアウトフロー
→正味現在価値を計算してより大きいものを選択。案が一つなら0以上を選択。
(2)単純回収期間法と単純投下資本利益率法
単純回収期間法
貨幣の時間価値を考慮しない。
→投資額を年々差額CF÷投資期間で除して計算。
→回収期間の短いものを安全が高いとして選択する。
単純投下資本利益率法
貨幣の時間的価値を考慮しない。
→投資の利益率を計算して利益率の多い案を有利とする。
→年々差額CF÷投資期間を投資額で除して計算。
→利益率の高いものを有利とする。
※収益性指数法
年々のCFを割引計算して合計し、投資額で除して指数を計算する。
1よりも大きければ採用するのが有利であり、1よりも小さい場合は不利。
※累積的回収期間法
1年ごとに投資額の未回収残高を計算して何年目の途中に回収が終了するか検討。
→年々の差額CFを現在価値に修正する。
→投資額から順次減額していく。
→0になる時点が複数機関に及ぶ場合は補間法で計算する。
(3) タックスシールド
非現金支出は資金流失を伴わない→減価償却費、固定資産売却損など
非現金支出費用×法人税率の分、法人税によるCOFが節約される。
したがって、税引後CFは(収益ー費用※現金支出費用)×(1ー法人税率)
+非現金支出×法人税率
(例)収入300現金支出160減価償却費100の場合
→課税所得40×税率(40%)=16
以上より、計算書上の残額は、300−160−100−16=24である。
しかし、減価償却費100は非現金支出なので実際に支出していない。
そのため、手取りは本来300ー260−税16+100=手取124である。
これをタックスシールドの計算では、
→140(1−40%)+100×40%=124とする。